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「越後国分寺三重塔」
画:長谷川 登 |
コメント:越後国分寺三重の塔(高さ25.85m、間口4.8m、奥行き4.8m)は、安政3年宮大工、木曽武川常右衛門と江崎長三郎の手により着工され、慶応元年に上棟整備されるも、未だ高欄などが未完成となっています。昭和51年新潟県指定文化財に指定されました。初重と二二重の、家の軒下に相当する、垂木(たるき)は「平行垂木」で、最上層の三重は放射状の「扇垂木(おうぎだるき)」となっています。塔はどっしりとし、近づくとこの垂木が大きな傘の様で、何か心が落ち着きます。ところで今年は親鸞聖人上陸800年目にあたり、境内は参拝客の足が絶えません。(平成19年5月会報表紙より)
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