「ホタル舞う里」
撮影:山崎英彦
コメント:かつては町中の川辺で初夏の風物詩として楽しまれていたホタルですが、河川改修や水質汚染の為にすっかり姿が見られなくなっていました。子供の頃、直江津の町中の川辺でも見られたのですが全く姿を消してしまいました。ここ十年位前から上越市内の幾つかの地区で地域全体による環境整備や飼育への熱意・努力で、再びホタルが見られる所が報じられる様になりました。知り得た所では金谷山、大島区仁上部落、三和区水科、頸城区大蒲生田、同 玄僧、その他の地域などで観られるとの情報がありました。昨年、縁あって「ホタル祭り」に誘って頂き、頸城区玄僧で70年ぶり位にホタルの舞う姿を見せて頂き、そのノスタルジックなファンタスチックな情景に大いに感激したものでした。何とかこれを写真に収めたいものと思いまして撮り始めましたが、被写体としては非常に難しい対象でした。
 2シーズン目で、まだまだ未完の状態ですが、何とかご覧頂けそうなのが撮れましたので出させて頂きました。
 ホタルの写真撮影は所によっては禁止されている所もあるようですが、何故なのかは判りません。それなりの“ルール”と“マナー”をきちんと守れば差支えがないと思います。
 また来シーズンもと思っています。(平成27年7月会報表紙より)
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