「カナダ・ホワイトホースのオ一ロラ」
撮影:山崎 英彦
コメント:カナダの極北地方の最西端でアラスカと国境を接するユーコン準州で、針葉樹の森とツンドラの広がる中の州都ホワイトホースは、同じカナダのイエローナイフと並んで高い確率でオーロラが見られることで世界的に有名な場所でもあります。ホテルから車で永久凍土の道を30分ほどの所にある森の中の丸太作りのcottageで薪ストーブで暖を取りながらオーロラが現れるまで待機します。
 オーロラは、太陽から吹き出してくる電気を帯びた粒子の流れ(太陽風)が、地球の大気圏に突入して発生する神秘的な光の舞で、緯度(地磁気緯度)65~70度のオーロラベルトと呼ばれる極北一帯で、高度100~500㎞の宇宙と地球の境界で出現し、その美しさには言葉を失うほどの壮大、且つ神秘的な天文ショーと言えるでしょう。
(撮影条件;Canon EOS 5DMark IV、Lens:F16~35㎜ f 2.8L Ⅱ ISO1600,20sec.)(平成30年11月会報表紙より)
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