2023/06/12 |
このたび、公益財団法人JKAの2022年度公益事業振興補助事業(競輪補助事業)として製作していた胸部X線デジタル検診車が完成し、5月30日に納車されました。
この車輛は、JKAより総額のうち1/2の補助を受け、胸部X線検診専用車としては3台目になります。
特徴としては以下のようなものがあります。
・マイクロバスがベースで小回りが利くため、検診会場への設置が容易。
・走行はエンジンで、大容量の蓄電池ユニットを搭載しており、検診中の機器や冷房の電力を賄える。
・発電機特有の騒音、振動、排気ガス等の問題をクリアしたクリーンな検診車(当センター初導入)。
・従来の検診車は、管球(X線発生部)と受像部(フラットパネルディテクター)の高さが固定され足元が上下していたが、本装置は管球と受像部が連動して上下する構造で、安全性が向上。
・文字と音声による呼吸指示装置は10か国語に対応し、視覚や聴覚に障害がある方や外国の方でもガイダンスに沿ってスムーズに検診を受けられる。
環境にも優しい検診車を多くの方からご利用いただき、上越地域の健康管理に寄与できるよう努めて参ります。 |
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