2006/09/11 |
平成18年9月7日(木)午後6時15分から上越医師会館にて「第9回上越救急医療懇談会」が開催されました。本懇談会は医療機関から医師・看護師、消防機関から救急救命士を含む救急隊員らが地域の救急体制の諸問題について意見交換を行うことを目的に開催されております。
はじめに一般演題として病院関係者や消防関係者から救急に関する4題の発表があり、続いて特別講演として東京大学医学部生体管理学講座救急医学講師の田中行夫先生より「2005ガイドラインに基づくBLS,ACLSの実際と科学」のお話しがありました。いずれにおいても元気だった人が急に意識が無くなり呼吸が止まった場合、医師や救急隊が到着するまでの間、家族や居合わせた人たちによる正しい心臓マッサージと人工呼吸の繰り返しが極めて大切であることが強調されました。
当日、関係者が120名近く出席して、活発な質疑応答と意見交換が行われて終了しました。上越医師会ではこのほか年に2回ほど会員向けに救急の実習研修を開催していますが、近く2005ガイドラインに沿った新たな研修が予定されています。 |
|
|