2005/12/21 |
皆様にご協力いただきました『国民皆保険制度を守る署名運動』が終了いたしました。おかげさまで上越医師会では20,624人(中間集計9,868人)の方から署名をいただくことができ、全国では約1,700万人(中間集計約1,000万人)の方からご協力をいただき大変感謝しております。
署名運動中間集計が短期間に約1,000万人を超えたことから、高額医療費の定率負担増が見送られ定額部分のみの負担増となり、人工透析患者の負担増は高所得者のみ月1万円増に押しとどめることができました。
平成20年から始まる新高齢者医療保険制度において、経済財政諮問会議や財務省の主張していた75歳以上2割負担は阻止できたものの、70歳から74歳における高齢者の患者負担が1割から2割負担となることは、決して容認できることではありません。
健康保険制度の改正には法律改正を要し、来年2月に法案が提出され、6月頃に国会審議が終了する予定です。医療制度の改悪は今後10年20年を拘束します。財政を優先するのではなく誰もが安心して良い医療を受けることができる国民皆保険制度を国民が望んでいることを国会の場において示すためにも、今回の約1,700万人の署名は大変有効です。
ご協力ありがとうございました。
~日本医師会からの文書の一部抜粋~ |
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