胃がん検診車を更新しました
当センターでは、平成23年度に地域、職域検診を合わせ約43,000名の方の胃がん検診を実施しており、68名の方に胃がんが発見されております。
平成10年に導入した胃がん検診車は10年以上が経過し、経年変化に伴う装置の劣化も出てきており、検診の精度を維持向上するために更新しました。
撮影装置は東芝メディカルシステムズ社製胃集検用DR(デジタル)X線システムを搭載しております。車載用の胃部検診専用寝台を搭載しており、安心して検査が受けられるよう、また効率の良い検査ができるようになっています。DRシステムによる撮影のため、リアルタイムに撮影画像のチェックが可能であり高画質像が得られ、精度・作業効率が向上し、より鮮明な画像を得ることができるようになっています。また、装置のコンパクト化、X線被ばく量の低減等、快適で受診者にやさしい配慮がなされた検診車に設計されておりますので、一人でも多くの方から胃がん検診を受診していただければと思います。