X線TV装置を更新しました
上越地域総合健康管理センターでは、平成22年度に地域、職域、ドック検診含めて、約43000名の方の胃がん検診を実施し、64名の方の胃がんを発見しております。
平成14年、16年に導入した本館1階健診センターのX線TV2台は検査数も多く、経年変化による装置の劣化が著しく、画質への影響も大きいことから、今回2台同時に東芝メディカルシステムズ社製新型デジタルX線TVシステムに更新しました。
新装置では画像を作る受像部が従来と異なる新システム(X線平面検出器FPD)を搭載しており、旧システムに比べ、歪がない、広い範囲、高い鮮鋭度の写真を従来装置より低い被曝線量で撮影することができます。
また、自動肩当て装置を搭載しており、寝台の傾斜が大きい時も安心して検査を受けることができ、受診者にやさしい設計となっております。
この新装置を使用することによって検診精度の維持向上とともにより多くの胃がんを早期に発見することが期待できます。