CT装置を更新しました
上越地域総合健康管理センターでは平成23年度地域、職域、ドック健診合わせ、胸部CT検診を約900名、CT内臓脂肪測定を約800名、その他上越医師会会員受託CT検査を約260名実施しております。
平成18年に導入した1階健診センターのCT装置(検出器4列)は経年変化による装置の劣化が著しいことや、ドック健診での利便性向上を図ること等から、この度CT撮影を2階健診センターに移動するとともに東芝メディカルシステムズ社製CT装置(Alexion検出器16列)に更新しました。
新装置ではX線を感知する検出器が従来の4倍の16列あり、息止めの時間および検査時間が短縮されます。また、ヘリカルスキャン前に得た体の厚みや幅などの体型情報をもとに、そのスライス位置に必要な線量だけを照射する『被ばく低減機能』を搭載しており、さらに従来の装置に比べ少ないX線量でより質の高い画像が得られる画像再構成技術を有しています。
この装置により安心してCT検査を受診いただけるとともに、CTによる大腸検査(CTColonography)等、将来の様々なCT検診への導入が期待できます。